るりだま日記

くじゅうの山に魅せられ、まったりと写真を撮りながら登っています。

登山

8月3日(土)
昨夜はぐっすりお布団で寝れました。
今日は、家までの長い行程の移動です。
午前中は、栂池自然園を散策することにしました。
ゆっくり、朝ごはん。品数も多くておいしかったです。
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山荘の2階から稜線が見えました。
昨日、歩いたんだぁ。
もう、登ることはないだろう白馬岳。無事に登らせてくれてありがとうございます。
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チェックアウトして荷物を預かってもらって散策に出かけます。
栂池ビジターセンターで入園受付。
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自然園は広くって園内1周コースは約5.5Km3時間30分。
ビジターセンター→みずばしょう湿原→ワタスゲ湿原→浮島湿原→展望湿原→ビジターセンター
と回ります。
ガスで稜線が見えません。残念ですがお花を楽しみに散策します。
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ミズバショウは7月上旬まで。ミズバショウといえば尾瀬、尾瀬にも行ってみたいなぁ。
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オニシオガマ
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ワタスゲ
見てみたかったワタスゲです。なんか、思っていたのと違いました。丈があるんですね。
ちょうどトンボがとまって。いい感じ。
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途中に風穴があり、下の岩の間に雪が残っていて涼しい風が上がってきます。
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キヌガサソウ
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ニッコウキスゲ
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チングルマ
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ミヤマホツツジ
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ニッコウキスゲがいっぱい
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オオシラビソ 藍色の松ぼっくり
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ヒオウギアヤメ
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クルマユリ
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大雪渓や白馬三山が見えるという、一番奥の展望湿原まで行きましたが、ガスで全然見えませんでした。
ビジターセンターが1853mで展望湿原が2010m。
高低差、ありましたね。広くって暑かったこともあって、栂池山荘売店で「雪解けサイダー」と「さるなしソフトクリーム」を購入。おいしかったです。

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さて、預けていたザックを背負ってロープウェイ乗り場へ。
自然園駅(標高1829m)から栂大門駅まで5分のロープウェイ。
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栂の森駅(標高1582m)から栂池高原駅(標高839m)までゴンドラリフト「イブ」で下ります。
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6人乗りのゴンドラです。
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途中の白樺駅
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どんどん高度を下げて
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栂池高原駅着。
標高差約1000mを20分で降りてきました。
便利ですね、楽ちん。
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近くのレストランで昼食。
バスで白馬駅まで。白馬駅から長く電車に乗って自宅に帰ったのは日付の変わった4日(日)。
今年の夏休み登山も終了です。九州から長野に行くの遠くって年に1回。
春から予定立てて交通機関や宿泊所の予約して首を長くして楽しみに待っていて。
終わってしまった。
来年はどこに行こう。ってもう地図を広げています。
白馬岳登山、大雪渓を上がって、素敵な稜線歩き、乗鞍岳からの下りの岩は嫌いだったけど楽しかったなぁ。
ありがとうございました。

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8月2日(金)
今日は、栂池山荘まで下山の日です。
朝食は5時から先着順です。それほど急ぐ必要もないので5時を過ぎてから食堂へ。
少し並びましたが、スムーズな流れでテーブルへ。

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6:20山荘発
ガスってて風もあります。山頂での眺望は無理のようです。
20分ほどで2932m白馬岳山頂に到着です。
何も見えません。残念です。

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待ってても当分ガスは取れなさそうなので出発します。
歩き始めるとガスが取れ稜線が続いています。
楽しい、稜線歩きです。
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コマクサ。可愛いピンク。
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空に向かって歩いていく気分になります。どこまでも歩いて行けそう。
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岩の間からお花。

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歩いた道を振り返ります。白馬岳からどんどん遠ざかります。

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雷鳥、発見。ハイマツの間の岩の上にちょこんと。何かを見ているというか待って居るというか。

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登山道に降りてきました。すぐ近くにいます。こんな近く。
驚かさないように静かに見守ります。
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三国境

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休憩して、稜線歩きを再開します。
次は、2766m小蓮華山への登りになります。
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またもや、雷鳥さん発見です。向こうの何かを見てます。
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ザ・夏山です。空の青と雲の白。山と残雪。こんな景色みれて幸せ。
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さっきの雷鳥さんが見ていたもの、見守っていたもの、子供雷鳥でした。
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さあ、小蓮華山に向かいます。

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到着。小蓮華山は、新潟県の最高峰。

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白馬大池が見えました。大きな池です、青い水。
池までつながる稜線。

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稜線、長く続く。歩いて歩いて船越ノ頭につきました。ここで休憩。

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本日、3回目の雷鳥さん。

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やっと、白馬大池山荘が見えてきました。
テントも見えます。お昼にします。

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大きな池です。

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さあ、乗鞍岳むけて岩場を登ります。シャクナゲが咲いていました。
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乗鞍岳頂上に着きました。岩場は足がつかれます。
この先の下りがもっともっと大変でした。疲れ果てました。岩場の下りって苦手です。
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雪渓を横切って。
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大きな岩の間を下って。

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やっと木道に降りてきました。
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天狗原
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疲れた~。休憩。
この先は楽に下れるのだろうなんて思っていたけどこの先も長くってきつくって。
疲れがたまってきていました。栂池山荘までゆっくりゆっくり歩いてへとへとって感じ。
やっと山荘に到着です。無事に下山できて良かったです。

                            
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今日の宿泊所の栂池山荘。
2日ぶりにお風呂に入って、疲れが取れます。
夕食も品数が多くておいしかったし。ビールも飲めて幸せです。
そして、畳の上でお布団でぐっすり就寝しました。
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やっとやっと白馬山荘に到着。
スカイプラザ白馬でランチしたいけど間に合うかしら?と心配していましたが、どうにか間に合いそうです。
白馬山荘は、収容人数800名の日本最大の山小屋。
受付は、駅のみどりの窓口のようなカウンターでした。
宿泊申込の受付をして待っていると別の窓口から呼ばれます。
呼ばれた窓口で宿泊料を払います。
領収書の裏面に見取図が印刷されていて、宿泊する部屋と食事の説明があり食事券をいただきました。
多くの方を受け付けるだけあってスムーズな流れです。

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部屋は2号館3階のドアはないけど仕切りがある部屋でした。
知らない人が横に寝るものと思っていましたが個室のような感じで2人で使えてよかったです。
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部屋に荷物を置いて行きたかったレストラン スカイプラザ白馬にお昼を食べに行くことに。
「ビール飲むぞ、ケーキ食べるぞ」ときつかった急登を頑張ったのになんか体調が悪くなりました。
気持ち悪くって食欲がありません。
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夫ちゃんは牛丼。私は、コーラだけで十分だったけど一応チョコレートケーキも注文。

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コーラを飲んでいたけど体調戻らずケーキは一口だけ。
素敵なレストラン、窓側に座れて眺めも楽しめるはずが残念でした。
収集している山バッチを購入して、外のベンチで休むことに。
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だんだん体調も戻ってきたので「しろうま大雪渓かき氷」を食べることにしました。
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写真ではわかりませんが、下のほうにフルーツがあってかき氷の上に練乳が乗っていて
冷たくって甘くって本当においしかったです。かき氷を食べ終わる頃にはすっかり元気になっていました。

そうそう、葱平の先で疲れたので休憩をとっていたところ、下ってきた方から
「お疲れ様です。毎日、パトロールしているんですか?」と言われびっくり。
「いえいえ。違います、初心者ですよ」って笑い話です。

白馬岳へは、受付の横から登ります。
明日行くからいいかと山頂へは行かず、小屋の周辺やベンチでまったり過ごすことにしました。
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イワヒバリ
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ベンチでまったり時間を過ごし、夕食の時間になりました。指定時間は、到着順で17時からの1巡目の指定でした。食事券も夕食と朝食と切り分けるようになっています。朝食は、5時からで先着順になるそうです。
この日は、木曜日で少なかったのか2巡で終わりだったようです。
食堂の入口には4巡の時間割がありました。週末とかすごい人数なんだろうな。
食堂も広くって120人が食べれるようです。食事も宿泊受付のようにシステム化というかスムーズな流れです。おぼん、ご飯・汁をもらいおかずをとって進んでいくと席を指定されます。
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食堂の中は、一方通行の張り紙があり多くの人がいるけど混雑はありません。
大人数の調理は、大変だろうな。厨房は大忙しでしょう。ごちそうさまでした。

また、ベンチでまったり。夕焼け、夕日を眺めていました。
きつかったけど来てよかったなって。翌日はもっときつく疲れ果てるとは思わずに。
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翌日に備えて早くに就寝しました。
でも、室内は暑くて寝苦しかったです。

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8月1日(木)

いよいよ今日は、大雪渓を登る日です。
早い時間から横になったけど、名古屋からの移動や短いけど猿倉からの歩きでつかれていたのかよく寝れました。朝は、4時に起床。朝食は5時から。
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ご飯を食べたら出発。白馬尻小屋さん、お世話になりました。
尻小屋1560メートルから2832メートルの白馬山荘まで標高差1272メートル。
頑張って登るのみ。
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15分くらいで大雪渓の入口につきました。
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楽しみにしていた雪渓歩き、6爪の軽アイゼンとレンタルしたヘルメットを装着しました。
岩が音もなく落ちてくる。あまり休憩せず雪渓は早く抜ける方が良い。とか 少々心配です。
ヘルメットのレンタルは凄く迷いました。雪渓は、あまり、ヘルメットする人いないよ。って言われたのですが安心のためにレンタルしました。レンタルして良かったです。
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雪渓には、こんな大きな岩があったし、途中で離れていたけど1メートルはある大きな岩が転がっていきました。
ほんと、音もなく気づいた時にはすごいスピードで落ちていきました。このまま落ちていくと下を登ってる人が危ないと思っていると岩にぶつかり割れて止まりました。
雪渓は、歩きやすく風がふくと冷気がすっと顔にあたってそれほどきつくなり登ることができました。
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もう少しで雪渓も終わりです。
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アイゼンをとり、登っていきます。
良いお天気です。
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雪解け水が、勢いよく流れています。
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この後は、たくさんのお花が迎えてくれました。

クルマユリ 車百合

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ハクサンフウロ 白山風露

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ミヤマアキノキリンソウ

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イワオウギ

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 ミヤマオダマキ

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ヤグルマソウ 矢車草

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 ハクサンイチゲ 

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小雪渓のトラバース。慎重に歩きます。滑ったら、どこまでも落ちていきそう。
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急登でとてもきつかったです。水分はこまめに取っていましたが、暑すぎてこたえました。
杓子岳
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ミヤマキンポウゲ・シナノキンバイの群生です。一面のお花畑。
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随分、登ってきました。相当に疲れています。
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あと少し、白馬山荘が見えてきました。でも、ここからが遠かったです。
ビール飲むぞ、ケーキ食べるぞ と自分を励まし励まして登りました。
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白馬岳頂上宿舎のすぐ下まで来ましたが、もう疲れていてあと少しの登りが辛い。
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チシマギキョウ

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やっと尾根に着きました。
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白馬岳の山頂が見えました。あと少し。
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旭岳
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白馬山荘まであと少し、お腹すいたぁ。
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タカネツメクサ
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12時半、やっと着きました、白馬山荘。
朝5時半前から歩き始めて7時間もかかりました。
無事に登って来れて一安心です。
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7月31日(水)
名古屋駅7時発の「しなの1号」で松本駅乗り換え信濃大町駅乗り換えで11時過ぎに白馬駅に到着。
よいお天気です。
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駅前から登山口の猿倉までバスで行きます。およそ30分ほどで到着です。
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猿倉荘で昼食、登山届を書いて、今日の予定は、「白馬尻小屋」までの歩きです。

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鑓温泉との分岐です。

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お花が楽しませてくれ、写真を撮りながらゆっくり進みます

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沢の水は冷た~い。雪解け水。

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登山道ぽくなってきて、山に近づいていきます。

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なんか、ブルーベリーぽい実

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雪渓が見えてきました。雪!っとテンション上がります。
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一気に軽やかな足取りに
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着きました。よくSNSで見かける「おっかれさん!ようこそ大雪渓へ」の岩が迎えてくれます。
今晩の宿泊は、大雪渓のすぐ近くの白馬尻小屋です。
1日で猿倉から頂上までの体力に自信がなかったので尻小屋に前泊する行程にしました。

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この小屋は、10月に解体し6月頃からまた組み立てるという仮設建物。
板には番号や打たれた釘があったり、階段も不安定だけどこの場所にあるのはありがたいですね。

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相部屋が初めての私たちでどんなものかしらと少々不安でしたが、平日で人数も少なかったこともあってかこの部屋にほかの方が来ることなく2人で使わせていただきました。安心して寝ることもでき、ありがとうございました。17時に夕食を食べ、明日に備えてはやく就寝。明日の朝ごはんは5時、ご飯を食べたら出発。
いよいよ大雪渓を歩きます。
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